ストーリー
三崎仁美、37歳、バツイチ。
「クンニさせてください!」
突然、生徒の山田から告げられた仁美。
当然拒絶する仁美だが、自身に対する山田の強い想いを聞き、心が揺れてしまう。
そしてついに彼女は、彼の要望を聞き入れてしまうのだが・・・。
不器用な二人が織りなす禁断の物語。
読んだ人の感想まとめ
エロ漫画にはエロ漫画だからこそ許される展開がある。
どう考えてもクンニの恩返しはおかしいのだが、「破滅の一手」を生み出した多摩豪である。エロ漫画的説得力を獲得しているのだ。
ついにクンニ願いを受け入れる。実行する場所は進路指導室である。それもありえないのだが、もうそのような常識など関係ない。エロ漫画なのだから。
唐突な冒頭からでしたが終盤に向け上手くまとまっていてストーリーにあまり違和感を感じずエロに集中出来る(?)作品でした。
絵はいつも素晴らしく、他の作家さんには無い独特の魅力があります。
絵はいつも素晴らしく、他の作家さんには無い独特の魅力があります。
教師でありながら、生徒に心も体も開いていく話です。
しかし恋愛というより、傷の舐めあい的な暗さは原作者さんらしい部分。
しかし恋愛というより、傷の舐めあい的な暗さは原作者さんらしい部分。
実用性では、フェラシーンが欲しかったのと、これは原作者さんの特徴でもありますが、もう少しはっきりした抜き所が欲しいですね。
ヒロインは美人でスタイルも良い、エロシーンでもヒロインの肢体を様々な角度から楽しめる。
しかし、全体的に散りばめられていて、多く作品に見られる様な所謂抜き所が、はっきりしないんですよね。
単純に、絶頂シーンでヒロインを1ページぶち抜きで描くだけで、かなり実用度が上がると思うんですが。
不器用な担任と生徒のお話です。ストーリーも良くページ数も多いのでオススメだと思いました。次回作にも期待です。
ここ最近イマイチなストーリーでしたが、今回は何となく以前の先生のカタチに戻ってきてくれた様な…?
ただ、男の子の明る過ぎる押しの強さが不自然なのと、教師の流され方や、受け入れてからの心理描写がイマイチです。愛の表現が欲しかったです。
受け入れてからこその相手に対する愛が…。あくまで男の子に対する同情や教師として理解者として受け入れるというスタンスだけで最後迄行ってしまうと…物足りなさがありました。
以上の点から、リアリティーが以前の作品と比べると余り無かったというか…発想は良いけど、背徳感、愛欲や執着、現実感、そういった諸々の重なりによって感じる情欲が湧き上がりませんでした。